Paint 1  家具のペイントリメイク





■ 塗装をはがす ■

まず、サンドペーパーを使って、塗装を落とすわけですが、サンダーがあればとても便利です。


スティンや、ワックスのように下地の見える塗装を施す場合は、サンダーを使わずに
きれいにはがすのは難しいと思います。

ペンキで塗り替える場合などは、そこまできれいに前の塗装を落とす必要はないので、
手でやすりがけをして、塗装を落とすこともできると思いますが、2度塗り、3度塗りを
する途中と仕上げに磨きを入れるので、やっぱり、サンダーがあればとても楽。


使うサンドペーパーは、始めは粗目、中目、仕上げは細かい目のものに変えていきましょう。



... photo ......
左にあるのがサンダー。一度使うとその威力にびっくり。

私の住む地域のホームセンターでは、1日あたり¥500で
貸し出しもしています。

右の三角のサンダーはコーナー用にあると便利ですが、
なくても別になんてことないです。(威力は弱い。)


※ かなり大きな音がするので、時間と場所を考えましょう。

それと、防塵マスクも必須。してないと、からだ壊しちゃいます。






 ペンキ編 


ペンキを塗る場合は、面倒がらずに必ず、塗っては乾かし、乾いたらその都度、
(最後の仕上げにも)サンダー(または手)を使って、サンドペーパーで磨きましょう。

そうして2度塗り、3度塗りすると、仕上がりともち≠ェ、全然違います。



... photo ..... 我が家にある白い家具は全て、水性のペンキで
塗っています。

白のバリエーョンは本当に微妙でさまざま。
ちょっとした色の加減でイメージが変わります。


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リビングのオーディオの入ったワゴン。
これは、ドアをはさんで隣にあるカップボードに比べ、
赤み、黄みを抑えたクールな感じの白に仕上げました。

全てを同じ色に塗って、シリーズ家具のようにしてしまう
より、微妙に色を変えたほうがおもしろいのでは?

塗り終えて乾かしたあと、サンダーで角や飾り彫りの
部分の塗装を落とし、アンティーク風にしてみました。



カップボードと寝室のドレッサーは、ただ、普通にサンダーで磨きながら
3度塗りをしただけなので、ここでの写真は省きます。







■ スティン・ワックス編 ■


photo これは、木肌を生かそうと、ホワイト系の
オイルスティンで仕上げました。

飾り彫りの部分も始め、同色で塗っていましたが、
細かい場所できれいに磨けなかった為、
きれいに仕上がらず、むらになってしまいました。

で、白いペンキを塗ってみたのですが、
かえって、アクセントになって
面白くなったような気がします。
photo サイドテーブルとダイニングチェアーは、床を塗った
残りの、オスモカラー≠ニいう、植物油を
ベースにしたワックスで仕上げました。

浸透して塗膜を作らず、木の呼吸を妨げない
このワックスは、無公害という事もあり、
最近良く使われている塗料です。

塗り方も簡単。布で薄くすり込んで行くだけです。
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ただ、これも、1色で気に入った仕上がり…
というのは難しく、2色〜3色を状態を見ながら
加えていきます。

ダイニングチェアーはそれでもまだ気に入った
色にならなかったため、その辺に残っていた
スティンなど、いろいろ加えています。
(何をどう・・・っていうの覚えていません。)

チェストとダイニングチェアーの元の画像はこちら



元の塗装を落として『木肌を活かしてナチュラルに』という場合は、ペンキで塗りつぶす
場合とは違って、材質や元の塗装によっては不可能(きれいにできない)な場合も
多いので、くれぐれもご注意くださいね。



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※スティンやワックスなど、下地の見える塗装は、
きれいに磨かれていない部分は、かなりむらになります。

こういう塗料はがし≠ネんていうのもあります。

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はけで塗って、30分くらいすると、前の塗料が浮き上がってきます。
あとはへらなどで落とし、水洗いするか専用の液(私は使ったことがないので・・・?)
で、拭き取り、乾いたあと仕上げをします。

細かい部分などには便利かな?

使う場所には気をつけましょう。
付いた物の塗装、全部はげちゃいます。


※ここに書いてあることは、あくまでも、私流の方法なので、
実行、購入の前には、ホームセンターなどで、確認してくださいね。